春立ちて風はきのふの風ながらけふはとくらむ峰の白雪
春の夜の月の照らせる枝の雪も香の隠れねばそれと知りけり
君がため干つるともなきわが袖もけふは若菜にかこつべきかな
前回の反省。
「ことばの花」というのは(本文にも書いたけど)やっぱり新しい感じがする。辞書で見つけてしまったので安易に使ったが、用例は風雅和歌集からであった。
さて春の歌。馬鹿馬鹿しいと思うだろうが、馬鹿馬鹿しいことをまじめにやるのがこのブログの趣旨なのでその批判には甘んじる。本当は火曜から十首作る意気込みだったがとても無理だった。